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J-GLOBAL ID：201302279659789000   整理番号：13A1582317

乳製品加工工場における氷スラリーによるチルド水供給設備

Chilled Water Feeder by using Ice Slurry in a Dairy Product Plant

著者 (6件)： 三戸大介 (高砂熱学工業 総研) ,  万尾達徳 (高砂熱学工業 総研) ,  谷野正幸 (高砂熱学工業 総研) ,  本郷大 (高砂熱学工業) ,  若佐和夫 (高砂熱学工業) ,  松本浩二 (中央大 理工)
資料名： 日本冷凍空調学会論文集  (Transactions of the Japan Society of Refrigerating and Air Conditioning Engineers)
巻： 30  号： 3  ページ： 331-339  発行年： 2013年09月30日 
JST資料番号： X0662A  ISSN： 1344-4905  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ダイナミック型氷蓄熱システムが空調部門で実績を重ね,食品分野等でも注目されている。筆者等は,独自の運転制御方法を実験的に検討して,乳製品加工工場にに納入した。本報では,チルド水の供給設備と安定供給について説明し,実負荷での運転実績を示した。チルド水の供給設備について,乳製品加工工場の例で示し,チルド負荷,計算のモデル,熱源の容量設計,水温の経時変化等を説明した。実設備での運転実績では,チルド負荷とチルド水送水温度,製氷運転の発停制御(満蓄制御,補給水の制御)について実測値を示して説明した。結言として「チルド負荷に基づき,蓄氷解氷の同時運転での取水温度の予測計算を行うことで,1°C程度の低温の冷水を食品プロセス用に供給するための冷凍機容量と氷蓄熱槽容量を特定できること,氷層の空隙率と氷蓄熱槽の水位に基づいた給水制御により,必要な水量を補給できること」等を明らかにした。

シソーラス用語： *氷 ,  *乳製品 ,  生産工場 ,  *測定データ ,  計算モデル ,  水 ,  水位 ,  容量 ,  氷スラリー ,  補給水
準シソーラス用語： ダイナミック型氷蓄熱システム ,  *運転実績 ,  運転制御方法 ,  実設備 ,  氷層の空隙率 ,  氷蓄熱槽水位 ,  氷蓄熱槽容量 ,  冷水供給設備 ,  冷凍機容量

分類 (2件)： 冷媒,ブライン  (PD02000M) ,  冷凍機応用  (PD04000A)

引用文献 (20件)：

• 谷野正幸. 空衛誌. 1990, 64, 7, 51
• 谷野正幸. 冷論. 1995, 12, 3, 39
• 谷野正幸. 空衛誌. 1997, 71, 11, 79
• TANINO, M. Proc. of 10th Int. Conf. on THERMO. 1997, 321
• KOZAWA, Y. Proc. of 1st workshop on ice slurries of IIR, Yverdon-les-Bains, Switzerland. 1999, 146-156

タイトルに関連する用語 (5件)： 乳製品 ,  加工工場 ,  氷スラリー ,  水供給 ,  設備