抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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近年,ユーザーがより自然な形で操作するためのユーザーインターフェースとしてNUI(Natural User Interface)が求められている。富士通研究所ではNUIの実現に向けて,ジェスチャー認識技術,視線検出技術,音声認識技術といったセンシング技術を用いてユーザーをモニタリングし,その操作意図を理解することで端末を操作する非接触ユーザーインターフェースの開発を進めている。特に,単体のセンシング技術で様々な操作を実現すると,ユーザーに不自然な動作を強いることになるため,複数のセンシング技術を効果的に統合することで,より自然なユーザーインターフェースを実現するための研究を進めている。今回,センシング技術としてジェスチャー認識技術と視線検出技術を統合することで,単体で操作するよりも自然な非接触ユーザーインターフェースを開発した。本稿では,現在開発している各センシング技術の概要,統合の方向性と課題,開発した技術と今後の課題について述べる。(著者抄録)