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J-GLOBAL ID：201302279792737217   整理番号：13A1737749

固溶化熱処理されたトライバロイ合金の微細構造とトライボロジー特性

Microstructure and tribological properties of solution-treated Tribaloy alloy

著者 (4件)： JIANG Kuan (Dep. of Mechanical Engineering, Univ. of Ottawa, 770 King Edward Avenue, Ottawa, ON, Canada K1N 6N5) ,  LIU Rong (Dep. of Mechanical and Aerospace Engineering, Carleton Univ., 1125 Colonel By Drive, Ottawa, ON, Canada K1S 5B6) ,  CHEN Kuiying (Inst. for Aerospace Res., National Res. Council of Canada, 1200 Montreal Road, Ottawa, ON, Canada K1A 0R6) ,  LIANG Ming (Dep. of Mechanical Engineering, Univ. of Ottawa, 770 King Edward Avenue, Ottawa, ON, Canada K1N 6N5)
資料名： Wear  (Wear)
巻： 307  号： 1-2  ページ： 22-27  発行年： 2013年09月30日 
JST資料番号： E0377A  ISSN： 0043-1648  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 強化高温酸化抵抗のために,T-400Cとして呼称される新規なトライバロイ合金を開発した。この新しい合金を,環境保護のための表面被覆として利用した。その一般的な被覆技法の一つとして,T-400C上に適用されるスラリー被覆は,その固溶化熱処理の温度における焼結プロセスを含んでいる。本論文では,その固溶化熱処理が,T-400Cの微細構造及びトライボロジー特性などに及ぼす影響に関する調査を紹介する。室温と高温において,温度制御ピン・オン・ディスク・トライボメータ上での摩耗試験を行う。そのSEM/EDX解析から,「この処理プロセスは,この合金の固溶体マトリックス内に,Laves相析出物を進展させる」ことを明らかにする。その滑り摩耗試験によって,「そのLaves相析出物が,この合金の摩耗抵抗を強化している」ことを実証する。高温において,材料の酸化が,この合金の摩耗挙動に,著しく影響及ぼしている。高温におけるT-400Cの摩耗メカニズムの調査を助成するために,SEM/EDXを用いて,その摩耗表面を解析する。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *合金鋼 ,  *溶体化処理 ,  *摩耗特性 ,  *トライボロジー ,  固溶体 ,  マトリックス【母体】 ,  Laves相 ,  析出物 ,  酸化物 ,  表面構造 ,  表面性状 ,  微細構造 ,  耐摩耗性 ,  室温 ,  高温 ,  温度制御 ,  摩耗試験 ,  エネルギー分散X線分光分析 ,  電子顕微鏡観察 ,  *表面被覆
準シソーラス用語： 焼結工程 ,  摩耗メカニズム

分類 (4件)： 機械的性質  (WB02030U) ,  熱処理技術  (WC03020T) ,  潤滑一般  (QB02010S) ,  金属の機械的性質  (BL01022T)

タイトルに関連する用語 (4件)： 固溶化熱処理 ,  合金 ,  微細構造 ,  トライボロジー特性