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J-GLOBAL ID:201302280102471021   整理番号:13A1717396

~溶かしにくいものを溶かし,混ぜにくいものを混ぜる~分散技術のトレンド・テクニック「分散」技術の何が難しいのか?ナゼ難しいのか?

著者 (1件):
資料名:
巻: 13  号:ページ: 30-32  発行年: 2013年08月10日 
JST資料番号: L5969A  ISSN: 1346-3926  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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スラリー中の粒子分散・凝集状態は,スラリー特性を支配する主要因であり,スラリー中の粒子分散,凝集状態を的確に評価し,制御することが求められる。一般に水溶液中での粒子分散・凝集状態は,粒子間に作用する静電気相互作用とファンデルワールス相互作用によって求められる全粒子間相互作用によって論じられる(DLVO理論)。この理論に基づき全粒子間相互作用ポテンシャルが得られ,曲線の接線の傾きがその粒子間距離における粒子に作用する力を表している。粒子間に十分な反発力が働き,又,ポテンシャル障壁が十分に高ければ,粒子は分散し,安定なスラリーとなる。一次粒子径の異なるアルミナ粒子を用いてスラリーを調製した場合,一次粒子径が小さいほど同じ調製条件でもエネルギー障壁,最大反発力ともに小さくなり,静電反発力のみによる粒子分散は難しくなる。これがスラリー調製に高分子電解質等の分散剤を添加する原因である。高分子の吸着による立体障害の効果はDLVO理論では議論できず,未だ十分に理論化されていない。分散剤には様々な種類のものが存在しており,溶媒環境により高分子の存在形態が変化する場合もあるため組み合わせは膨大となる。本特集ではスラリー調製について多様な分散剤の種類や関連についての解説から分散機,分散プロセスに関する解説,さらにはスラリーの評価法に関する解説まで網羅されており,最新のスラリーに関する動向について知ることができる。
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分類 (2件):
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コロイド化学一般  ,  応用物理化学的操作・装置 
引用文献 (10件):
タイトルに関連する用語 (2件):
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