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J-GLOBAL ID:201302280236738873   整理番号:13A1508072

11β-ヒドロキシステロイドデヒドロゲナーゼ(11βHSD)の卵巣局所化 ACTH刺激の影響及びそのウシ嚢胞性卵巣疾患との関係

Ovarian localization of 11β-hydroxysteroid dehydrogenase (11βHSD): effects of ACTH stimulation and its relationship with bovine cystic ovarian disease
著者 (11件):
資料名:
巻: 45  号:ページ: 126-140  発行年: 2013年10月 
JST資料番号: D0021B  ISSN: 0739-7240  CODEN: DANEEE  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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嚢胞性卵巣疾患(COD)はウシにおける不妊の重要な原因であり,排卵,ステロイド産生及び黄体機能を伴う卵巣機能に関する調節機構において,ACTHは関与している。本稿では,自発的及びACTH誘発のCODを有する健康なウシ及び動物の卵巣における11β-ヒドロキシステロイドデヒドロゲナーゼ1型(11βHSD1)及び11βHSD2蛋白質の局所化,並びにin vitroでACTHに曝露された卵胞壁の応答について調べた。ACTHによる刺激後,11βHSD発現,並びに大きな腔及び卵胞嚢胞の卵胞壁によるコルチゾール分泌で変化が観察された。卵胞嚢胞は両方の酵素のより高い恒常的発現を示した。ところがACTHは,三次卵胞及び卵胞嚢胞における11βHSD1の増加,並びに卵胞嚢胞における11βHSD2の減少を引き起こした。11βHSD1の中程度の発現は,対照動物の顆粒膜細胞において免疫組織化学によって観察され,一次から,二次,三次及び閉鎖卵胞へと増加を伴った(P<0.05)。内莢膜における免疫染色のレベルは,顆粒膜細胞におけるそれより低かった。11βHSD2の発現は,二次,三次及び閉鎖卵胞の顆粒膜細胞と比べ一次卵胞のそれでより低く,顆粒膜細胞に比べ内莢膜でより低かった。ACTH誘発性及び自発的卵胞嚢胞において,対照との差異は顆粒膜細胞の11βHSD1発現だけで観察され,三次卵胞に比べより高かった(P<0.05)。これらの知見は,卵胞嚢胞は活性グルココルチコイドの高い局所的濃度にさらされる可能性があること,並びにCOD病因及び卵巣機能の調節機構におけるコルチゾールの局所的役割を示した。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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牛  ,  生殖器官  ,  ホルモン・サイトカイン・生理活性ペプチド一般 
物質索引 (1件):
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