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J-GLOBAL ID：201302280470932462   整理番号：13A0086183

コンクリート・建設セクターにおけるサステナビリティの本質

著者 (1件)： 堺孝司 (香川大 工)
資料名： 骨材資源  (Journal of Japan Institute of Aggregate Technology)
巻： 44  号： 175  ページ： 155-168  発行年： 2012年12月20日 
JST資料番号： S0288B  ISSN： 0286-9179  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： サステナビリティの基本的枠組み,建設資材消費におけるサステナビリティの問題,サステナビリティ実現のための新しい概念について論じた。コンクリートサステナビリティ宣言は,1)社会のサステナビリティを実現するために,安全なコンクリート構造物の実現を図る。2)コンクリート関連セクタにおける資源消費とCO₂排出の低減に向けた努力を続ける,3)コンクリート関連セクタとして資源循環に大きく貢献する。4)コンクリートに関連する資源採取や構造物の建設において生物環境や地域環境の保全・向上に努力する。5)コンクリートに関連するステークホルダとの建設的なコミュニケーションにより良質な社会基盤整備を図る。6)社会基盤整備の長寿命化に今後必要な技術およびシステムの開発を行い,その利用に向けた提案を積極的に行う。7)サステナブル技術の積極的な国際展開により,環境問題解決に向けた貢献をする。8)社会の持続可能な発展を支えるために,コンクリート関連セクタに関わる人材の育成と技術の継承を図るものとした。

シソーラス用語： *性質 ,  *コンクリート ,  *持続可能な開発 ,  建設技術 ,  *持続可能性
準シソーラス用語： *サステイナビリティ

分類 (2件)： モルタル,コンクリート  (RA06042H) ,  生産関連一般  (RA01091K)

引用文献 (8件)：

• 1) The World Commission on Environment and De-velopment: Our Common Future, Oxford Univer-sity Press, 1987
• 2) Malinowski, R. : Concrete and Mortars in Ancient Aqueducts, ACI Concrete International, Vol.1, No.1, pp.66-76, 1971
• 3) Davidovits, J. : Ancient and Modern Concretes:What is the Real Difference? ACI Concrete Inter-national, Vol.9, No.12, pp.23-35, 1987
• 4) Malinowski, R. and Garfinkel, Y.: prehistory of Concrete, ACI Concrete lnternational, Vo1.13, No.3,pp.62-68, 1991
• 5) 森田慶一訳注:ウイトルーウイウス建築書、東海大学出版会、2000

タイトルに関連する用語 (4件)： コンクリート ,  建設 ,  セクター ,  サステナビリティ