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J-GLOBAL ID：201302280870717110   整理番号：13A1576123

泥炭地盤の圧密沈下予測に用いられている実務経験式の解釈

著者 (1件)： 山添誠隆 (シーウェイエンジニアリング)
資料名： 地盤工学会誌  (Geotechnical Engineering Magazine)
巻： 61  号： 10  ページ： 37-38  発行年： 2013年10月01日 
JST資料番号： F0369A  ISSN： 1882-7276  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 北海道の泥炭地盤での盛土構築等で生ずる圧密沈下の予測に使用されている「泥炭式」につき紹介した。さらにこの方式が成立した背景を盛土建設の動態観測で得られた挙動と数値解析の結果を検討することで明らかにした。通常の沈下予測に使用されるTerzaghiの圧密理論での計算値は実際の沈下速度に比べ非常に小さく実測値と乖離する。これに対し沈下量を一次と二次の圧密に分けて記述する泥炭式による予測はより実測値に近い。これは泥炭地盤に特徴的な圧密係数の圧密圧力依存性と原位置透水係数が経験式の形で取り込まれているからであることを各種データから推察した。

シソーラス用語： *軟弱地盤 ,  *泥炭 ,  盛土 ,  *圧密沈下 ,  予測技法 ,  観測 ,  数値解析 ,  係数 ,  圧力効果 ,  透水係数 ,  原位置試験 ,  実験式
準シソーラス用語： 圧密係数 ,  経験式 ,  *泥炭地盤 ,  動態観測

分類 (1件)： 土の圧縮,圧密,せん断,地盤沈下  (RA03050P)

タイトルに関連する用語 (4件)： 泥炭地盤 ,  圧密沈下 ,  予測 ,  経験