抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本稿では,分光光度計の基本的な原理を理解するために可視,紫外領域に焦点をあて水質検査を行った結果について述べている。観測結果を直接,目に見える現象と比較するために,環境中の河川水平や工業排水を採取し,その透過光を分光分析器で分析し水質調査を行った。分光光度計はSHIMADZU Uvmini-1240を用い,オプションプログラムパックとして水質測定パックを使用した。鳥羽市内の国道工事の現場7か所の採水を行い鉄イオン,全硬度,COD,硫酸イオンの水質検査を行うと上流より下流ですべて大きな値を示した。これは上流が非常に清流であり水道水やイオン交換水と比較しても遜色ない値が観測された。この測定法は,現場で簡易に測定できその後,分光処理することで,より正確な測定値を出すことも容易である。