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J-GLOBAL ID：201302281205405430   整理番号：13A0320161

カエルとサンショウウオ-水辺の隣人たち

著者 (1件)： 松井正文 (京大 大学院人間・環境学研究科)
資料名： 九州両生爬虫類研究会誌  (Proceedings of the Kyushu Herpetological Society)
号： 2  ページ： 31-35  発行年： 2011年11月15日 
JST資料番号： F1083A  ISSN： 2186-3520  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： カエルとサンショウウオに関連して,世界から見た日本の両生類,九州産両生類の特徴,ブチサンショウウオとコガタブチサンショウウオ,及び両生類の生活史などを述べた。現在知られる世界の両生類は6771種ほどで,内訳は無足目186種,有尾目619種,無尾目5966種である。現在一般に認められている日本産の有尾目は24種,無尾目(外来種を除く)は37種である。日本における両生類研究にとって九州は重要な意義を持つ。ベッコウサンショウウオは九州特産であり,オオイタサンショウウオの主要な生息地も九州である。両生類の現在の生息状況は厳しく,個体群の存続のためには調和のとれた環境保全が重要であり,また外来種からの保護も必要である。九州産両生類の生活史には,繁殖時期など,他地域にはみられない特色がある。

シソーラス用語： カエル ,  有尾類 ,  *両生類 ,  *九州地方 ,  生物 ,  個体群 ,  生息場所 ,  環境保全 ,  ライフサイクル ,  外来種 ,  生息状況 ,  サンショウウオ亜目
準シソーラス用語： サンショウウオ ,  生活史 ,  繁殖時期

分類 (2件)： 個体群生態学  (EE03030S) ,  自然保護  (SB06000L)

引用文献 (23件)：

• 小山準二.1939.九州のHynobius. 動物學雑誌 51(2):105-106.
• 小山準二.1940.九州産「ヒノビウス」類の生體模型供覧. 解剖學雑誌51(4):34-35.
• 小山準二.1947. Hynobius naevius yatsui: 動物學雑誌57(7):106-107.
• 倉本満.1969. 西日本のサンショウウオ. Nature Study 15(3):34-40.
• 坂本真理子.2010. 九州産コガタブチサンショウウオの系統生物地理. 九州両生爬虫類研究会誌(1):26-27.

タイトルに関連する用語 (3件)： カエル ,  サンショウウオ ,  水辺