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J-GLOBAL ID:201302281230907238   整理番号:13A1493701

興奮性神経損傷における内皮細胞,星状細胞,ニューロン間の細胞間シグナル伝達経路

Intercellular Signaling Pathway among Endothelia, Astrocytes and Neurons in Excitatory Neuronal Damage
著者 (2件):
資料名:
巻: 14  号:ページ: 8345-8357 (WEB ONLY)  発行年: 2013年04月 
JST資料番号: U7038A  ISSN: 1422-0067  CODEN: IJMCFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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ニューロンはグルタミン酸を介して星状細胞と密接に相互作用する。このニューロン-グリア回路はシナプス伝達に重要な役割を果たすと考えられる。その一方星状細胞は,その終足で血管内皮細胞と接している。脳における神経活動を調節するうえで,非神経細胞が重要な役割を果たすことが明らかになってきている。筆者らは,カイニン酸(KA)投与により,静脈内皮細胞におけるミクロソームのプロスタグランジンEシンターゼ-1(mPGES-1)の発現および星状細胞におけるプロスタグランジンE2(PGE2)受容体およびプロスタグランジンE受容体(EP)-3の発現が誘導されることを発見した。内皮のmPGES-1は,in vivo実験においてKA誘発性の神経損傷を悪化させる。in vitroの実験では,mPGES-1はPGE2を産生することで,EP3受容体を介して星状細胞のCa2+レベルを高め,Ca2+依存性グルタミン酸放出を上昇させ,神経損傷をさらに悪化させる。この新規内皮-星状細胞-ニューロンシグナル伝達経路は,反復的な発作後の神経損傷の促進に決定的な可能性があり,てんかんや他の脳疾患に対する新たな治療標的となり得る。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
中枢神経系  ,  神経の基礎医学 

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