文献

J-GLOBAL ID：201302281309072670   整理番号：13A1634795

Pd(100),Pd(111),及びPd(110)上のCo単層及び吸着原子:磁気特性の異方性

Co monolayers and adatoms on Pd(100), Pd(111), and Pd(110): Anisotropy of magnetic properties

著者 (6件)： SIPR O. (Inst. Physics, ASCR v.v.i., Prague, CZE) ,  BORNEMANN S. (Univ. Muenchen, Muenchen, DEU) ,  EBERT H. (Univ. Muenchen, Muenchen, DEU) ,  MANKOVSKY S. (Univ. Muenchen, Muenchen, DEU) ,  VACKAR J. (Inst. Physics, ASCR v.v.i., Prague, CZE) ,  MINAR J. (Univ. Muenchen, Muenchen, DEU)
資料名： Physical Review. B. Condensed Matter and Materials Physics  (Physical Review. B. Condensed Matter and Materials Physics)
巻： 88  号： 6  ページ： 064411.1-064411.14  発行年： 2013年08月 
JST資料番号： D0746A  ISSN： 1098-0121  CODEN： PRBMDO  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Pd(100),Pd(111),及びPd(110)表面上のCo単層とCo吸着原子に対して,局所スピン密度近似に基づく相対論的ab initioスピン密度汎関数法による計算を行った。表面の結晶方位を変化すると,スピン磁気モーメントはほどほどの効果を受けるが,軌道磁気モーメントは大きい効果を受け,場合によっては,磁気結晶異方性エネルギーと磁気双極子項T_αが非常に大きい効果を受けることを示した。T_αの磁化方向αへの依存性から,X線磁気円偏光2色性総和則から求められるスピン磁気モーメントに強い見かけ上の異方性が生じることを示した。スピン-軌道結合が余り強くない系では,様々な量子数mに伴うスピン磁気モーメント成分間の差から生じるとして,T_αが説明できる。

シソーラス用語： *パラジウム ,  FCC金属 ,  *コバルト ,  *単原子層 ,  原子 ,  *吸着 ,  密度汎関数法 ,  磁気モーメント ,  エネルギー ,  磁気双極子 ,  スピン-軌道相互作用 ,  表面磁性
準シソーラス用語： *スピン磁気モーメント ,  スピン密度汎関数法 ,  *軌道磁気モーメント ,  *吸着原子 ,  磁気異方性エネルギー

分類 (1件)： 金属結晶の磁性  (BM06040T)

タイトルに関連する用語 (6件)： Pd ,  CO ,  単層 ,  吸着原子 ,  磁気特性 ,  異方性