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J-GLOBAL ID:201302281485418788   整理番号:13A0896731

グローバルな集団構造と移動パターンはPyrenophora tritici-repentis単離株における重要な集団分化を示唆する

Global population structure and migration patterns suggest significant population differentiation among isolates of Pyrenophora tritici-repentis
著者 (3件):
資料名:
巻: 52  ページ: 32-41  発行年: 2013年03月 
JST資料番号: W0857A  ISSN: 1087-1845  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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葉状の小麦病原菌Pyrenophora tritici-repentis(PTR)のグローバルな集団構造と移動パターンを12のマイクロサテライト遺伝子座を用いて決定した。5大陸(小麦を生産している18か国)由来PTRの439単一胞子株の分析は遺伝的多様性の高さを示したが,大陸間の集団分化は中~高程度であった。高い遺伝子多様性(H<sub>S</sub>=0.31~0.56)を個々の集団内で観察した。対立遺伝子の豊富さは,ヨーロッパと北アメリカ集団が高い有効個体数を持つことを示した。Bayes分析は推論されたクラスタが地理的集団を代表しない5つのクラスタを示した。補正された標準化固定指数(G′′<sub>ST</sub>)は集団間で0.042~0.265の変化を推定し,低~高い遺伝的差異が集団間で存在することを示した。旧世界(ヨーロッパ)と新世界(アメリカ)集団間での移動(遺伝子流)を見いだしたが,他の大陸間での移動は殆ど観察されなかった。ヨーロッパ集団は,北アメリカ,南アメリカ,オーストラリアとアジア集団への移入菌の主要な供与源であった。有意な(P<0.001)連鎖不平衡(LD)をオーストラリアと南アメリカ集団で検出した。対照的に,有意ではない(P<0.001)LD値をアジア,ヨーロッパと北アメリカ集団で観察した。集団分化が全集団間に存在し,厳密な隔離測定がこの病原菌の加速的なグローバル分散を妨げるために適用されるべきであることを明らかにした。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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集団遺伝学  ,  菌類による植物病害 
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