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J-GLOBAL ID:201302281796922480   整理番号:13A0238745

Bacillus subtilis DR8806(枯草菌の系統株)によって産生される細胞外好熱性アルカリエステラーゼの特性解析

Characterization of an extracellular thermophilic alkaline esterase produced by Bacillus subtilis DR8806
著者 (3件):
資料名:
巻: 85-86  ページ: 49-55  発行年: 2013年01月 
JST資料番号: W0664A  ISSN: 1381-1177  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本論文は,Bacillus subtilis DR8806(枯草菌の系統株)から単離したアルカリ性脂質加水分解酵素に関する報告である。細胞外抽出物を硫酸アンモニウムを用いて濃縮し,限外濾過した。活性酵素はQ-セファロースを用いたイオン交換クロマトグラフィーによって精製した。SDS-PAGE(ドデシル硫酸ナトリウム-ポリアクリルアミドゲル電気泳動)に基づき,酵素分子量は60.25kDaと算出された。この酵素の最適pHと最適温度は,それぞれ8.0と50°Cであった。最適温度における酵素半減期は72分を示した。酵素はCa2+,K+およびNa+の金属イオン下では安定であったが,Cu2+,Fe2+,Zn2+,Mn2+,Co2+,Mg2+およびHg2+は活性阻害効果を示した。しかし,酵素活性は1%Triton X-100の影響は受けなかった。基質特異性解析から,精製酵素は酢酸p-ニトロフェニルのような低分子エステルに優先特異性を示し,他のエステルに比べてはるかに効率的に加水分解された。酵素の速度論パラメーターは,酢酸p-ニトロフェニルに対してKm=4.2nM,Vmax=151μM/min・mgであった。蛍光基質の加水分解速度は,精製酵素の存在下で増大した。以上の酵素特性を考慮すると,本研究で得られた好熱性アルカリエステラーゼは,工業応用にに向けた新規候補として有望である。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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酵素一般  ,  微生物の生化学 

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