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J-GLOBAL ID:201302281841351375   整理番号:13A0153976

原子力エネルギーに係わる材料の課題

Materials challenges in nuclear energy
著者 (2件):
資料名:
巻: 61  号:ページ: 735-758  発行年: 2013年02月 
JST資料番号: A0316A  ISSN: 1359-6454  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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原子力発電は今日,世界の電力の約13%を供給し,信頼できる主要電力源となっている。原子力エネルギーの信頼性,安全性と経済性をさらに向上させ続けるためには数多くの材料上の課題を解決する必要がある。今日及び提唱される将来の原子力システムにおける材料の使用環境について,主要な動作部品に使用される材料の説明を含めて,まとめた。原子力発電の出力増強と原子炉稼働寿命の延長に関連する材料の課題について総括した。現在及び次世代の水冷核分裂炉に係わる3つの材料上の主要課題として,2種類の構造材料の時効劣化問題(構造材料の腐食と応力腐食割れ,及び,原子炉圧力容器の中性子誘起脆化)を,改良燃料系信頼性と事故許容性と合わせて取り上げた。軽水炉用の主要な腐食と応力腐食割れ劣化機構について考察した。現在,商用原子力発電所の大部分で利用されているジルコニウム合金クラッドUO2燃料システムの材料劣化問題を,操業及び休止-通常操業状態に関して検討した。提唱される将来(第四世代)の核分裂及び核融合エネルギーシステムの場合には,5種類の主要バルク放射線劣化問題(低温放射線硬化と脆化,放射線誘起及び修正溶質偏析と相安定性,照射クリープ,ボイドスエリンク,及び,高温ヘリウム脆化)と,構造材料の性能に大きな影響を持つ多くの腐食と応力腐食割れ(照射促進現象を含む)問題がある。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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原子炉の構成要素と原子炉材料一般 
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