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J-GLOBAL ID：201302282059191535   整理番号：13A0615233

直接の構造的証拠によって支持された高選択的配位ネットワーク中への二酸化炭素吸着の機構

Mechanism of Carbon Dioxide Adsorption in a Highly Selective Coordination Network Supported by Direct Structural Evidence

著者 (8件)： PLONKA Anna M. (Stony Brook Univ., NY, USA) ,  BANERJEE Debasis (Stony Brook Univ., NY, USA) ,  WOERNER William R. (Stony Brook Univ., NY, USA) ,  ZHANG Zhijuan (Rutgers Univ., NJ, USA) ,  NIJEM Nour (Univ. Texas-Dallas, TX, USA) ,  CHABAL Yves J. (Univ. Texas-Dallas, TX, USA) ,  LI Jing (Rutgers Univ., NJ, USA) ,  PARISE John B. (Stony Brook Univ., NY, USA)
資料名： Angewandte Chemie. International Edition  (Angewandte Chemie. International Edition)
巻： 52  号： 6  ページ： 1692-1695  発行年： 2013年 
JST資料番号： H0127B  ISSN： 1433-7851  CODEN： ACIEAY  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 著者らは,最近,ナノポーラス配位重合体,CaSDB(SDB: スルホニルジベンゾエート,化合物1),がCO₂を選択的に吸着することを見いだした(D.Banerjeeら,Cryst.Growth Des.2012,12,2162)。本研究では単結晶X線回折法,示差走査熱量測定と結合したその場X線粉末回折法及び理論計算を組み合わせた方法により,吸着したCO₂がナノポーラス配位骨格中のどの位置を占めるかについて調べた。その結果,吸着CO₂は,二つのフェニル環の間の「ポケット」中に存在し,芳香族電子と相互作用していることが分かった。この配位重合体にN₂よりCO₂の方がより吸着しやすいのはCO₂の大きな四重極能率のためと考えられる。

シソーラス用語： *二酸化炭素 ,  *吸着 ,  *カルシウム錯体 ,  X線回折 ,  *結晶構造 ,  示差走査熱量測定
準シソーラス用語： *配位重合体 ,  金属-有機骨格

分類 (3件)： 物理的手法を用いた吸着の研究  (CB12043P) ,  非遷移金属元素の錯体  (CE01030C) ,  非遷移金属元素の錯体の結晶構造  (BK09020M)

物質索引 (1件)： 4,4′-スルフィニルビス安息香酸

タイトルに関連する用語 (3件)： 証拠 ,  支持 ,  二酸化炭素吸着