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J-GLOBAL ID:201302282122330273   整理番号:13A1796110

Ficus microcarpa(クワ科)の果実中の花粒上に羽化突起を誘導するイチジクタマバエ(双翅類:タマバエ科)による宿主植物の操作

Host plant manipulation by fig gall midges (Diptera: Cecidomyiidae) which induce emergence projections on flower galls in the syconia of Ficus microcarpa (Moraceae)
著者 (3件):
資料名:
巻: 16  号:ページ: 413-420  発行年: 2013年10月05日 
JST資料番号: W1441A  ISSN: 1343-8786  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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タマバエ(双翅類:タマバエ科)の生活史戦略は蛹化部位により4つに分かれる。本稿では,沖縄と奄美諸島のガジュマル,Ficus microcarpa(クワ科)の果実中の花粒上に羽化突起を誘導するイチジクタマバエによる宿主植物の操作を調査した。3つのタマバエを同定した。種1の突起は羽化前の各こぶの底から開始され,果実の皮を破り,6~8時間以内に5~6mm長の長さに達した。この期間中に蛹の頭はこぶの底に向かい,突起が完全に伸長した後,蛹がその頭を突起の底から押し出した。この突起は他の膜翅類のこぶが居住したときにはその成長を止めた。このタマバエは羽化前に突起を発達させるためにイチジク植物を操作し,蛹が容易に無花果果の粘着性表皮を通過できるようにみえた。種2と3の羽化については集中的観察できなかった。
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
異種生物間相互作用  ,  個生態学 

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