匂いクラスタセンシングフィルムの開発

SUN Xiao; 中野浩一; 今橋理宏; CHEN Bin; LIU Chuanjun; 林健司

文献

J-GLOBAL ID：201302282183072293 整理番号：13A0308508

匂いクラスタセンシングフィルムの開発

Development of a sensing film for odor clustering

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著者 (6件)： , , , , ,
資料名：
巻： MBE-13 号： 1-9.11-18.20-24 ページ： 65-68 発行年： 2013年01月25日
JST資料番号： X0921A 資料種別：会議録 (C)
記事区分：短報発行国：日本 (JPN) 言語：日本語 (JA)

人が匂い分子を受容する時,嗅球上の特定の糸球体がこの分子で活性化される。似た分子の特徴に応答する嗅球にある糸球体は空間的に近く,クラスタを形成する。嗅覚では,基本的な匂いが存在しないが,匂いの性質は嗅球上のクラスタにより基本的な情報として考えられる。本研究では,ポリアクリル酸(PAA)と分子インプリントポリマー(MIP)層をコーティングしたAuナノ粒子フィルムを開発した。このフィルムは三種類のサンプルガスを結合の特性が異なることにより検出する。CCDカメラを用いてLSPR現象により比色的方法が実現できる。MIPの選択性により,センシングフィルムにサンプルガスを流す時,前と今のイメージを差分計算するという過程で異なるイメージパターンが得られる。これらのイメージは匂いが類似するか異なるかを示す。したがって,イメージングの方法により,匂いクラスタを測定できるセンシングフィルムが実現できる。(著者抄録)

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光学的測定とその装置一般

引用文献 (11件)：

(1) K. Mori, Y. Yoshihara, Molecular recognition and olfactory processing in the mammalian olfactory system, Prog. Neurobio1.45 (1995) 585-619
(2) H. Matsumoto, K. Kobayakawa, R. Kobayakawa, T. Tashiro, K. Mori, H. Sakano, K. Mori, Spatial arrangement of glomerular molecular-feature clusters in the odorant-receptor class domains ofthe mouse olfactory bulb, J. Neurophysiol. 103 (2010) 3490-3500.
(3) L. Buck, Olfactory receptors and odor coding in mammals,NUTR. REV. 62 (2004) 184-188.
(4) Brett A. Johnson and Michael Leon : "Chemotopic Odorant Coding in a Mammalian Olfactory System", THE JOURNAL OF COMPARATIVE NEUROLOGY 503:1-34 (2007)
(5) Kensaku Mori, Yuji K. Takahashi, Kei M. Igarashi and Masahiro Yamaguchi : "Maps of Odorant Molecular Features in the Mammalian Olfactory Bulb", Physiol Rev 86:409-433, 2006. doi:10.1152/physrev.00021.2005

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