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J-GLOBAL ID:201302282217521220   整理番号:13A1694195

チオール誘導化単層カーボンナノチューブの水銀イオン吸着能の強化

Enhanced adsorption of mercury ions on thiol derivatized single wall carbon nanotubes
著者 (6件):
資料名:
巻: 261  ページ: 534-541  発行年: 2013年10月15日 
JST資料番号: B0362A  ISSN: 0304-3894  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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カルボジイミドカップリング剤を用いて,酸切断SWCNTsとシステアミン塩酸塩とを反応させて,チオール誘導化単層カーボンナノチューブ(SWCNT-SH)粉末を合成した。赤外(IR)分光分析,Raman分光法および熱重量分析によって,SWCNTsの官能基付与がうまくいったことを確認した。SWCNT-SH粉末は,Hg(II)イオンに対して,単なるSWCNTsと比較して,3倍高い吸着能を示し,また活性炭と比較すると,4倍高い吸着能を示した。吸着時間,pH,初期金属濃度および吸着剤量が,Hg(II)イオン除去に及ぼす影響を調べた。SWCNT-SH粉末の最大吸着容量を,Freundlich式およびLangmuir式などの平衡等温式を使って推定して,SWCNT-SH粉末の最大吸着容量は,131mg/gであることがわかった。一次反応速度モデルを採用して,SWCNT-SH粉末へのHg(II)イオンの吸着動力学過程を記述した。脱着の研究から,Hg(II)イオンはSWCNT-SH粉末からpHを変えることによって簡単に除去できることがわかった。さらに,回収SWCNT-SH粉末の吸着効率は,5回の吸着/脱着サイクル後でさえ,最大91%を維持した。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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水銀とその化合物  ,  吸着剤 
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