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J-GLOBAL ID:201302282373244260   整理番号:13A0670989

ポプラおよびスイッチグラスのバイオマス難分解性に影響する植物細胞壁組成に関する研究

Investigating plant cell wall components that affect biomass recalcitrance in poplar and switchgrass
著者 (14件):
資料名:
巻:号:ページ: 898-909  発行年: 2013年03月 
JST資料番号: W2306A  ISSN: 1754-5692  CODEN: EESNBY  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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グリーンエネルギーとしてのセルロース系バイオマスのアルコール燃料や化学物質への転換は,化石燃料の枯渇および地球温暖化防止対策として重要である。然るに,植物の種類によって糖放出に関わる細胞壁の化学的および構造的特性の違いに由来する難分解性の原因を理解することが重要である。つまり,先ずは,高分子量ポリマとして植物の細胞壁内に蓄えられた糖を,単糖あるいはオリゴ糖として溶液に取り出す必要があり,この過程の効率こそが製品コストを左右する。そこで,系統発生学的に異なる2つ,即ち,草本単子葉植物のスイッチグラス(Panlcum vlrgatum:PV)および木本双子葉植物のポプラ(Populus trichocarpa:PT)について調べた。化学抽出物および酵素抽出物,ならびに抽出残渣の特性評価を行い,酵素消化性を試験した。この結果,リグニンおよびヘミセルロースが酵素消化性に影響するが,PVとPTではその効果の程度は大きく異なることがわかった。PVではキシラン除去が有効であったが,PTでは亜塩素酸塩抽出によるリグニン除去が有効であった。リグニンを多く含むPTのような植物の難分解性にはリグニンが,また,PVのような植物ではヘミセルロースが大きな役割を果たしており,植物の種類によって処理条件を変えることの重要性を強調した。
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
植物の生化学  ,  酵素一般  ,  生物燃料及び廃棄物燃料 

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