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J-GLOBAL ID:201302282477926886   整理番号:13A1488640

アジアにおける水没条件に対するダイズの遺伝的および栽培的改善

Genetic and cultural improvement of soybean for waterlogged conditions in Asia
著者 (1件):
資料名:
巻: 152  ページ: 3-7  発行年: 2013年10月 
JST資料番号: W1910A  ISSN: 0378-4290  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ダイズ(Glycine max(L.)Merr.)は水没に対して脆弱であり,それはアジアの湿潤地帯におけるダイス生産性を脅かす。水没はダイズのどの生育段階でも起こり得る,しかし発芽前後の水没ストレスは重大な種子および幼植物障害を引き起し,成熟時の穀粒収量のかなりの低減となる。水没条件で,種子は急速に吸水し,細胞の急な膨張のために種子組織を破壊する。種子の水吸収の間の解剖的観察は,遺伝子型に依らず糊粉層が胚への急な水の浸透を遮断することを明らかにした。これらの観察に基づいて,水没耐性遺伝子型の遺伝分析が現今進行中で,そのような耐性の原因となる遺伝子を取り込む試みがなされている。発芽の間の水没誘導障害を軽減する栽培的対策の間で,播種前の予備吸水種子が最も有効と分かった。出芽後,水没は基本的には低酸素症のために根の機能を損ない,それにより栄養素取込および成長能を損なう。水没処理に曝した成長中の植物で発現された酵素の分子キャラクタリゼーションは嫌気的呼吸に関与する数遺伝子を同定した。加えて,幾つかのダイズ品種は,水没に応答して地上部組織から根に酸素を輸送する通気組織を形成することを見出した。これらの現象は,水没耐性品種の育種のために活用されるべきである。部分耕起および地下水位の調整を含む栽培的方法もまた水没により引き起された障害の軽減に有効である。これらのアプローチの総合化はアジアの湿潤農業地帯における安定なダイズ生産に繋がるに違いない。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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豆類  ,  自然災害  ,  作物の品種改良 
タイトルに関連する用語 (5件):
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