抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
聴覚障害者への情報保障に関して,特に文字による情報保障手段の種類とその変遷について紹介した。会議中の発言および周囲の情報などを参加者に伝えるために,支援者や支援機器などを使用して情報を提供することを情報保障と呼ぶ。聴覚障害者への情報保障の手段として,本稿では,「筆談・要約筆記」などの主に文字を用いた方法に焦点を当てて紹介した。その中では,手書きを用いた「筆談による要約筆記」や「OHP要約筆記」,パソコンと液晶プロジェクタを用いたパソコン要約筆記,速記を利用した筆記,および音声認識技術を利用した自動筆記などを紹介した。また,会議における情報保障に関する国内外の標準化の動向についても概説した。