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J-GLOBAL ID：201302282775471263   整理番号：13A0003605

フッ素系微粒子添加ポリウレタンナノファイバーマットの構造と物性

Structure and Physical Properties of Polyurethane/Fluorinated Hyper Branched Polymer Nanofiber Mat

著者 (8件)： 島田直樹 (福井大学大学院工学研究科) ,  森貴郁 (福井大学大学院工学研究科) ,  伊藤瑛洋 (福井大学大学院工学研究科) ,  山口新司 (福井大学大学院工学研究科) ,  中根幸治 (福井大学大学院工学研究科) ,  小形信男 (福井大学大学院工学研究科) ,  原口将幸 (日産化学工業株式会社物質科学研究所材料研究部) ,  小澤雅昭 (日産化学工業株式会社物質科学研究所材料研究部)
資料名： 繊維学会誌  (Journal of the Society of Fiber Science and Technology, Japan)
巻： 68  号： 10  ページ： 269-275 (J-STAGE)  発行年： 2012年 
JST資料番号： F0278A  ISSN： 0037-9875  CODEN： SENGA5  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： フッ化アルキル基(FF1)含有ハイパーブランチポリマーを用い,ポリウレタン(PU)ナノファイバーの表面改質をする新しい方法を開発した。FF1を含むPUナノファイバーマットは,溶液静電紡糸法により得た。FF1の添加がPUナノファイバーマットの構造に及ぼす効果は,走査型電子顕微鏡とX線光電子スペクトロスコープにより調べた。さらに,接触角測定,耐水試験,水蒸気透過試験,および引張試験のような,ナノファイバーマットの物理的性質を調べた。X線の結果,殆どのFF1粒子はナノファイバーの表面に近い領域に位置することが分かった。粒子はPUナノファイバーの表面の性質を著しく改善することが分かった。

シソーラス用語： *ナノファイバ ,  *ポリウレタン ,  *フッ素化重合体 ,  *微粒子 ,  *添加 ,  *構造 ,  *繊維 ,  *物理的性質 ,  脂肪族フッ素化合物 ,  *接触角 ,  *耐水性 ,  *耐油性 ,  *エレクトロスピニング ,  *繊維構造 ,  *撥水性 ,  *金属マット
準シソーラス用語： *マット ,  フッ化炭化水素 ,  フッ素系ポリマー ,  *物性

分類 (3件)： その他の紡糸・製糸  (YM03050G) ,  繊維改質  (YM02050Z) ,  用途開発  (YM01080Z)

引用文献 (16件)：

• AGARWAL, S. Macromol. Mater. Eng. 2006, 291, 592
• BURKARTER, E. Surf Coating Tech. 2007, 202, 194
• CHEN, H. Macromolecules. 2008, 41, 128
• KIM, B. C. Synthetic Metals. 2010, 160, 94
• BAJON, R. J. Fuel Cell Sci. Tech. 2009, 6, 031004

タイトルに関連する用語 (3件)： フッ素 ,  微粒子 ,  物性