抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ブドウの縮果病・日射病は硬核期中の果肉に発生する生理的障害で,従来有核栽培で発生していたが,最近では緑色品種の無核栽培でも発生するようになった。発生すると商品価値が下がり問題が大きい。この障害は硬核期初期に発生する「シミ」を含め縮果病,日射病の3つに大別されるが,互いに関連した障害と考えられる。障害の多発要因と考えられる果房への水分供給,果粒肥大,高温,細根量,ホルモン処理について解説する。これらの要因から発生軽減対策として考えられる摘粒時期,灌水量,葉掻きなどの生育管理,ホルモン処理法,温度・日射管理について解説し,高品質果実生産の基本的管理を行うことが発生軽減に結び付くとしている。