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J-GLOBAL ID：201302283132828020   整理番号：13A0627763

持続可能な社会創りと生活者への提言-ライフサイクル思考から-

Creation of a Sustainable Society and Proposal to Citizens-From the View Point of Life Cycle Thinking-

著者 (1件)： 前田良治 (チクマ)
資料名： 繊維製品消費科学  (Journal of the Japan Research Association for Textile End-Uses)
巻： 54  号： 3  ページ： 247-256  発行年： 2013年03月25日 
JST資料番号： G0575A  ISSN： 0037-2072  CODEN： SESKB9  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 「アジェンダ21宣言」から20年経ち,持続可能な社会創りのための「気づき」と「啓発」の第一段階が済んだ。次の20年は第二段階である環境負荷の低減の具体化と環境負荷の定量把握である。衣服を例に商品のライフサイクルフローの観点から論じた。すなわち,3R(Redce:低減,Reuse:再利用,Recycle:リサイクル)において効果の大きさは低減>再利用>リサイクルの順であると言われている。「リサイクル」率は高まっているが,繊維製品の個別リサイクル法は未制定である。「再利用」では衣服の交換やリサイクルショップも出現いているが衣料品全体の廃棄量の2%にしか過ぎない。「低減」となると人間の人生観,価値観などを反映した生き方なので変革は難しい。本格的「3R」の実行には長期的な観点でのシナリオづくりが必要と考察した。

シソーラス用語： 社会 ,  *ライフサイクルアセスメント ,  *行動計画 ,  *環境政策 ,  倫理 ,  消費 ,  *繊維製品 ,  減少 ,  負荷 ,  資源再生 ,  法規 ,  リサイクル
準シソーラス用語： 3R ,  *アジェンダ21 ,  リサイクル法 ,  環境負荷低減 ,  *持続可能な社会 ,  廃棄物リサイクル ,  物質再利用 ,  倫理観

分類 (1件)： 環境問題  (SA01020V)

引用文献 (13件)：

• 1)気象庁,明治以降,我が国で100人以上の死者・行方不明者を出した地震・津波.<http://www.seisvol.kishou.go.jp/eq/higai/higai-1995.html>(2013/2/10アクセス)
• 2)環境省,廃棄物・リサイクル対策部(平成24年12月24日抜粋)<http://kouikishori.env.go.jp/news/pdf/20121214a.pdf>(2013/2/10アクセス)
• 3)電気事業連合会,環境行動基準2012(電力会社10社の使用電力量及びCO²排出)<http://www.fepc.or.jp/environment/warming/environment/pdf/2012.pdf>(2013/2/10アクセス)
• 4)平成12年版科学技術白書,第一部,-21世紀を迎えるにあたって-第一章,人類社会の変化.<http://www.mext.go.jp/b_menu/hakusho/html/hpaa200001/hpaa200001_2_005.html >(2013/2/10アクセス)
• 5)次世代自動車戦略2010<http://www.meti.go.jp/press/20100412002/20100412002-3.pdf>(2013/2/10アクセス)

タイトルに関連する用語 (5件)： 持続可能な社会 ,  生活 ,  提言 ,  ライフサイクル ,  思考