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J-GLOBAL ID:201302283149791228   整理番号:13A1055395

シラカンバ(Betula pendula)の葉の動態力学と土壌ー枝間の水力学的コンダクタンスを毎日in situで測定

Daily dynamics of leaf and soil-to-branch hydraulic conductance in silver birch (Betula pendula) measured in situ
著者 (2件):
資料名:
巻: 68  ページ: 104-110  発行年: 2013年07月 
JST資料番号: W1643A  ISSN: 0981-9428  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: フランス (FRA)  言語: 英語 (EN)
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毎日の葉の動態力学(K<sub>L</sub>)及び土壌-枝間の水力学的コンダクタンス(K<sub>S-B</sub>)をシラカンバ(Betula pendula Roth.)で蒸発フラックス法を用いてin situで調べた。すなわち,水ポテンシャル降下は圧力室で測定し,蒸発フラックスは樹液流計で測定した樹液流束密度から推定した。キャノピーの位置がK<sub>L</sub>とK<sub>S-B</sub>の両方に重要な影響があった(P<0.001)。上部キャノピー葉は低キャノピーより1.7倍,土壌-枝への分岐経路では2.3倍高い水力効率を示した。K<sub>L</sub>は,一日の時間により大幅に変化した。すなわち,上部及び下部キャノピー両方の葉のKLは午前中に最も低かった。そして徐々に高くなり午後遅くに極大値を達成した(それぞれ4.75と3.38mmolm<sup>-2</sup>s<sup>-1</sup>MPa<sup>-1</sup>)。K<sub>L</sub>に影響する関連の環境要因は光合成光量子束密度(Q<sub>P</sub>),空気相対湿度(RH)及び気温(T<sub>A</sub>))であった。K<sub>S-B</sub>は,午前中に上昇し始め,下部キャノピーで13時に最大値に達し(1.44mmolm<sup>-2</sup>s<sup>-1</sup>MPa<sup>-1</sup>,上部キャノピーでは15時に最大となって(2.52mmolm<sup>-2</sup>s<sup>-1</sup>MPa<sup>-1</sup>),その後減少した。K<sub>S-B</sub>を制御する環境要因Ψ<sub>S</sub>とQ<sub>P</sub>であった。K<sub>L</sub>の日周パターンは環境要因と内因性リズムの組み合わせを反映している。K<sub>S-B</sub>の時間的パターンは,土壌-根間のインタフェースから葉への水の輸送経路の水力学的コンダクタンスが,変動する日射量に対して,日常の上方下降制御するのに関係している。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
植物生理学一般  ,  森林植物学  ,  土壌物理 

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