文献

J-GLOBAL ID：201302283195033257   整理番号：13A1542564

Pt(111)上でのCO秩序化のSTM研究:孤立分子から高-被覆率超格子構造へ

STM Investigation of CO Ordering on Pt(111): From an Isolated Molecule to High-Coverage Superstructures

著者 (5件)： YANG Hyun Jin (Univ. Tokyo, Chiba, JPN) ,  YANG Hyun Jin (RIKEN, Saitama, JPN) ,  MINATO Taketoshi (RIKEN, Saitama, JPN) ,  KAWAI Maki (Univ. Tokyo, Chiba, JPN) ,  KIM Yousoo (RIKEN, Saitama, JPN)
資料名： Journal of Physical Chemistry C  (Journal of Physical Chemistry C)
巻： 117  号： 32  ページ： 16429-16437  発行年： 2013年08月15日 
JST資料番号： W1877A  ISSN： 1932-7447  CODEN： JPCCCK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 中間領域の被覆率での被覆層に関する未解決の問題に取り組み,孤立した分子から高秩序化被覆層構造までのCO/Pt(111)における分子分解STM研究の結果を報告した。0.01ML未満の低被覆率では,単一分子の吸着サイトが原子分解能で測定され,非占有状態の電子構造が走査型トンネル分光法(STS)およびSTMでの作用分光法によって調べられた。~0.6MLまで表面被覆率を変えることによって,頂上COsの(√3×√3)R30°アイランドへの分子秩序化,被覆層構造内部での架橋COsの出現,(√3×√3)R30°の完全に被覆されたc(4×2)ドメイン(0.5ML)への相転移,および更なる吸着による1×1境界形成がSTMイメージングによって特色づけられた。特に,~0.4および0.5ML間の被覆率では,c(4×2)ドメインが良く秩序化された架橋空孔で発展した。STM画像中で頂上COsのトポグラフィー高さの変化を生じる,頂上COの隣接する架橋COとの分子間相互作用を議論した。得られた結果から,Pt(111)上でのCOの被覆層構造のあいまいさが解決し,吸着質間相互作用への洞察が得られた。

シソーラス用語： *白金 ,  *一酸化炭素 ,  *走査型トンネル顕微鏡 ,  *規則化 ,  *超格子 ,  *被覆率 ,  結合部位 ,  電子構造 ,  島状構造 ,  被覆層 ,  トポグラフィー【形態】 ,  分子間相互作用 ,  吸着
準シソーラス用語： *超格子構造 ,  吸着サイト

分類 (1件)： 物理的手法を用いた吸着の研究  (CB12043P)

タイトルに関連する用語 (8件)： Pt ,  CO ,  秩序化 ,  STM ,  研究 ,  高 ,  被覆率 ,  超格子構造