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J-GLOBAL ID：201302283315173309   整理番号：13A0935904

気体でのサブナノメートル波長の高次高調波発生のための中間赤外レーザの可能性について

On the potential of mid-IR lasers for generating high harmonics with subnanometer wavelengths in gases

著者 (3件)： EMELIN M. Yu. (Inst. Applied Physics, Russian Acad. Sci., Nizhnii Novgorod, RUS) ,  YU M. (Inst. Applied Physics, Russian Acad. Sci., Nizhnii Novgorod, RUS) ,  RYABIKIN (Inst. Applied Physics, Russian Acad. Sci., Nizhnii Novgorod, RUS)
資料名： Quantum Electronics  (Quantum Electronics)
巻： 43  号： 3  ページ： 211-216  発行年： 2013年03月 
JST資料番号： D0044C  ISSN： 1063-7818  CODEN： QUELEZ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 相対論的効果を実験的に観測するために超強レーザ場が必要である。超強レーザ場を作り出す光源としてTi:サファイアレーザ(800nm,フェムト秒)が利用されている。最近,中間赤外レーザ光源として高パワーフェムト秒光パラメトリック発振器が注目されている。少数サイクルパルスで1mJ以上のレーザ出力が得られる。本論文では,サブナノメートル波長域の高次高調波発生に中間赤外レーザを利用する可能性について検討した。量子機械計算法を利用し,気体での高次高調波発生に及ぼすレーザパルス磁場や利得媒質の束縛準位の影響を解析した。イオン化ポテンシャルを変えて,高次高調波のスペクトル幅の最大値を推定した。非線形偏光応答や反転分布も計算した。この結果,中心波長3.9μmの高パワーフェムト秒レーザパルスをヘリウム原子に照射することで高次高調波が発生することが判明した。

シソーラス用語： *サファイアレーザ ,  チタン ,  イオン化ポテンシャル ,  パルスレーザ ,  フェムト秒 ,  *光高調波発生 ,  レーザパルス ,  *赤外レーザ ,  レーザ出力 ,  スペクトル解析 ,  磁場効果 ,  赤外線 ,  相対論的効果 ,  光パラメトリック発振器 ,  ヘリウム ,  *高調波 ,  *Ti-サファイアレーザ ,  フェムト秒レーザ
準シソーラス用語： パルス磁場 ,  レーザ場 ,  *高次高調波発生 ,  少数サイクルパルス ,  中間赤外線

分類 (2件)： 固体レーザ  (BD04080W) ,  非線形光学  (BD05000T)

タイトルに関連する用語 (5件)： 気体 ,  波長 ,  高次高調波発生 ,  赤外レーザ ,  可能性