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J-GLOBAL ID：201302283328805916   整理番号：13A0832204

熱処理したポリアクリロニトリルナノファイバー:Cr(VI)の効率的な光還元のための新たな物質

Heat-treated polyacrylonitrile nanofibers: A new material for efficient photo-assisted reduction of Cr(VI)

著者 (3件)： HOLT Ethan D. (The Dep. of Chemical Engineering, Technion, Haifa 32000, ISR) ,  SHAHAM-WALDMANN Nurit (The Dep. of Chemical Engineering, Technion, Haifa 32000, ISR) ,  PAZ Yaron (The Dep. of Chemical Engineering, Technion, Haifa 32000, ISR)
資料名： Journal of Photochemistry and Photobiology. A. Chemistry  (Journal of Photochemistry and Photobiology. A. Chemistry)
巻： 257  ページ： 26-33  発行年： 2013年04月01日 
JST資料番号： D0721B  ISSN： 1010-6030  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 電界紡糸を使ってポリアクリロニトリル(PAN)ベースのナノ繊維マットの調製をした。このマットは昇温しながら熱処理したポリアクリロニトリルをUV光下に毒性Cr(VI)種の毒性の少ないCr(III)へかなり効率良く還元できた。還元速度は熱処理過程の温度に強く依存し,ポリマーの比表面積とは殆ど相関が無かった。光学性能は空気中250°Cまで加熱をし,窒素の下で350°Cに保持したマットで得られた。この光誘起活性はCr(VI)除去と類似した手段よりも著しく優れていた。Cr(VI)種を吸着する能力と還元動力学の間には良い相関があった。ポリマーから光励起Cr(VI)種へ電荷注入を含む機構によりこの結果を説明した。この注入は,特に,調整条件が連鎖内電荷非局在化及びポリマーとCr(VI)イオン間の良い結合が形成される様な時にはいつも有益となる。著者らが観察した現象は大抵は連鎖内電荷伝導に基づくものであり,他の領域,特に太陽光発電で利用されるだろう。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *ポリアクリロニトリル ,  *ナノファイバ ,  *熱処理 ,  *クロム化合物 ,  *金属イオン ,  *光還元 ,  エレクトロスピニング ,  比表面積 ,  吸着 ,  紫外線照射 ,  温度依存性 ,  光触媒 ,  反応機構 ,  酸化チタン ,  担持触媒
準シソーラス用語： *クロムイオン ,  二酸化チタン

分類 (2件)： 光化学反応  (CB08020F) ,  用途開発  (YM01080Z)

タイトルに関連する用語 (4件)： 熱処理 ,  Cr ,  光還元 ,  物質