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J-GLOBAL ID:201302283333861450   整理番号:13A1488193

Co-Cr-Fe-Mnスピネルに基づくNiフリー黒色セラミック顔料:結晶構造,色および技術的挙動の再評価

Ni-free, black ceramic pigments based on Co-Cr-Fe-Mn spinels: A reappraisal of crystal structure, colour and technological behaviour
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巻: 39  号:ページ: 9533-9547  発行年: 2013年12月 
JST資料番号: H0705A  ISSN: 0272-8842  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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Co-Cr-Fe-Mn系の黒色スピネルの結晶構造,光学特性および技術的挙動の再評価を,最良の組成を決定し着色性能と顔料-釉薬相互作用における結晶化学の役割を明らかにするために実施した。二十の三元および四元スピネル化学式を結晶化学基準を用いて設計し,工業的合成を模擬して調製した。粉末サンプルの,X線回折(Rietveld),光学,RamanおよびMoessbauer分光,およびいくつかの釉薬およびガラス状被覆中での技術的試験によるキャラクタリゼーションを実施した。黒色スピネルは単位胞と「亜クロム酸塩」と「マグネタイト」の間の反転パラメータの比較的狭い域に落ち込む。それらのカチオン分布は,四面体配位サイトTのCo<sup>2+</sup>占有とMにおいてホストになるMn<sup>3+</sup>を有する八面体配位サイトMのCr<sup>3+</sup>占有によって支配され,一方Mn<sup>2+</sup>とFe<sup>3+</sup>は両方のサイトに亘って分布する。それにもかかわらず,RamanおよびMoessbauerスペクトルが鉄富裕項に向かって進むカチオン分離において成長する不規則性を示している。この顔料の技術的挙動はスピネルの大きな広がりの結晶化学に依存し,結晶あるいは結晶子サイズによる効果はない。最良の着色性能は推奨される組成に対応し,融解した釉薬との接触において結晶化学中の腐食と変化に耐える。三つの経路が優れた黒色顔料をもたらすことができる:(a)反転パラメータi~0.2を有する強度に不規則化したスピネル;(b)i<0.1のMn<sup>3+</sup>の無い中程度に不規則化したスピネル;(c)亜クロム酸コバルトとコバルトフェライトからの中間生成物である明らかに規則化および通常のスピネル。貧弱な技術的性能は,脱色についての異なる条件の余地(低いCr量),釉薬膨張(過剰なMn<sup>3+</sup>)および腐食への限られた耐性(変形四面体スピネルあるいはエスコラ石-ヘマタイト固溶体の形成を伴うCr+FeによるサイトMの過飽和),による。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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顔料 

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