文献
J-GLOBAL ID:201302283333915657   整理番号:13A1446582

乳癌細胞における効果的な抗腫瘍活性のためのタモキシフェンの担体としてのキトサンナノ粒子のpH応答性薬物送達

pH-responsive drug delivery of chitosan nanoparticles as Tamoxifen carriers for effective anti-tumor activity in breast cancer cells
著者 (6件):
資料名:
巻: 111  ページ: 117-123  発行年: 2013年11月01日 
JST資料番号: W0541A  ISSN: 0927-7765  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
タモキシフェンは,抗癌活性の広いスペクトルを有するが,臨床応用に制限されている。本研究の目的は,タモキシフェンのより合理的な制御放出と,向上した化学療法効率を可能にすることにおけるその可能性のために,キトサン(CH)ナノ粒子(NP)に基づく,スマートなpH応答性薬物送達システム(DDS)を探索することであった。錯体を形成してタモキシフェンをCH NPに負荷し,pH7.4よりpH4.0と6.0で,タモキシフェンをDDSから迅速に放出した。これは,腫瘍標的化薬物送達のための望ましい特徴である。MTTアッセイ,AO/EtBr,およびHoechst核染色により実証されたように,タモキシフェン負荷CH NPは,抗癌活性において顕著な改善を誘導した。さらに,可能なシグナル伝達経路をRT-PCRにより調査した。例えば,ヒト乳癌のMCF-7細胞では,タモキシフェン負荷CH NPはタモキシフェンの細胞内濃度を増加させ,カスパーゼ依存的方法でアポトーシスを誘導することによりその抗癌効率を向上させ,薬物負荷NPが標的癌細胞にタモキシフェンを運ぶ,効率的なDDSとして作用できることを示した。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
物理薬剤学  ,  抗腫よう薬の基礎研究 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る