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J-GLOBAL ID：201302283447961098   整理番号：13A0088373

ハイブリッド膜システムを用いるバイオガス脱硫とバイオガス改良 - モデル化研究

Biogas desulfurization and biogas upgrading using a hybrid membrane system - modeling study

著者 (3件)： MAKARUK A. (Vienna Univ. Technol., Vienna, AUT) ,  MILTNER M. (Vienna Univ. Technol., Vienna, AUT) ,  HARASEK M. (Vienna Univ. Technol., Vienna, AUT)
資料名： Water Science & Technology  (Water Science & Technology)
巻： 67  号： 2  ページ： 326-332  発行年： 2013年 
JST資料番号： A0070A  ISSN： 0273-1223  CODEN： WSTED4  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： バイオガスの品質を改良して天然ガスの代替として利用するための,ハイブリッド膜システムを検討した。メタン含有バイオガスから二酸化炭素と水を非常に効率的に分離するが,硫化水素の分離度が低い非晶質膜と硫化水素分離用のゴム状膜を組合せたハイブリッドシステムを,有限差分法に基づくプロセスモデルで評価した。ゴム状高分子膜の後に非晶質高分子膜を直列したプロセスの重要な改良パラメータとして,達成可能なガス純度,メタン回収率と比エネルギー消費について評価した。得られた結果は,コジェネレーションシステム(CHP)用の天然ガスの硫化水素は空気酸化で除去されるが,この脱硫方法はバイオガスに適用できないため,CHP用の天然ガスを代替する場合に評価したハイブリッド膜形態は,追加プロセスなしに中から高硫化水素濃度を効率的に脱硫できる利点があることを示した。

シソーラス用語： *バイオガス ,  生物燃料 ,  *脱硫 ,  化学装置 ,  *膜分離 ,  ガス分離 ,  高分子分離膜 ,  高分子 ,  ゴム ,  天然ガス ,  二酸化炭素 ,  水 ,  硫化水素 ,  ハイブリッド系 ,  差分法 ,  *回収率 ,  エネルギー消費 ,  エネルギーシステム ,  発電設備 ,  有用物質回収 ,  改変 ,  膜透過 ,  透気性 ,  選択透過膜 ,  前処理 ,  モデリング ,  アルカン
準シソーラス用語： コジェネレーションシステム ,  脱硫装置 ,  非晶質高分子 ,  品質向上

分類 (3件)： 有害ガス処理法  (SC04030H) ,  膜分離  (XD02120Z) ,  生物燃料及び廃棄物燃料  (LB02020Y)

物質索引 (1件)： メタン

タイトルに関連する用語 (5件)： ハイブリッド膜 ,  バイオガス ,  脱硫 ,  モデル化 ,  研究