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J-GLOBAL ID:201302283588598850   整理番号:13A1257355

富山県のスギ人工林皆伐跡地における実生更新初期段階の稚樹の動態

Dynamics of the Seedlings in the Early Phase of Natural Regeneration after Clear Cutting in Cryptomeria japonica Plantations in Toyama Prefecture.
著者 (4件):
資料名:
巻: 95  号:ページ: 182-188  発行年: 2013年06月01日 
JST資料番号: F0858A  ISSN: 1349-8509  CODEN: NSGICL  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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多雪地帯のスギ人工林皆伐跡地における実生更新過程を明らかにするため,この地域で一般的にみられる前生樹が少ない林分において,伐採後に発生した高木性木本の消長を5年間追跡調査した。伐採後5年間に発生した高木性木本は総出現種数30種,99,400±64,200本/haで,そのうち8割以上が伐採当年に発生した。当年発生実生の86%はアカメガシワとカラスザンショウの2種が占めたが,これらの先駆性樹種は,伐採5年目までに著しく生存本数が減少し,樹高成長も停滞するなど,短期間で衰退する傾向を示した。替わって生存率が高く,樹高成長も著しかったのが,オニグルミ,ミズキ,ホオノキ,ウワミズザクラなどのギャップ種であった。本調査地のように積雪が多く,ススキなどの下層植生の繁茂が著しい条件下では,早期に先駆性樹種の衰退が起こり,このようなギャップ種を優占種とする林分がまず成立する可能性が高いと考えられた。(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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森林生物学一般  ,  森林の天然更新 
引用文献 (31件):
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