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J-GLOBAL ID:201302283637026417   整理番号:13A0893495

酸素原子と水素分子の素反応,O(3P)+D2→OD(X2Π)+D,の生成物状態分解動力学

Product-state-resolved dynamics of the elementary reaction of atomic oxygen with molecular hydrogen, O(3P)+D2→OD(X2Π)+D
著者 (4件):
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巻:号:ページ: 315-319  発行年: 2013年04月 
JST資料番号: W2267A  ISSN: 1755-4330  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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O(3P)+H2→OH(X2Π)+H反応は燃焼反応において重要な反応であり,実験と理論の定量的比較に用いられる素反応の一つである。しかし,この反応系は高い活性化障壁を有するため詳細な実験研究はまだなされていない。この反応において基底状態反応原子と生成物二原子分子の電子構造は開殻構造であり,そのため,入口チャンネルと出口チャンネルで非Born-Oppenheimer効果を考慮する必要がある。これらの効果はOH生成物の微細構造とΛ二重項分裂から実験的に知ることができる。本研究では,O(3P)とD2の反応について平均重心衝突エネルギー105kJmol-1の交差分子ビーム実験を行い,生成物ODのエネルギー状態をレーザ誘起蛍光法を用いて観測した。その結果,OD(ν′=0)生成物は高い回転励起状態にあることが分かり,初期の理論的予測と一致することが分かった。しかし,反応の電子的非断熱性を判定するOD(X2Π)微細構造とΛ二重項状態の分布は最近の理論的理解を否定する結果を与え,実験と理論の一致はまだ十分ではない。
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分類 (3件):
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原子とラジカルの反応  ,  反応性散乱  ,  分子の電子構造 

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