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J-GLOBAL ID:201302283696913397   整理番号:13A0661344

キクの高温による開花遅延:FLOWERINGLOCUS T-like3遺伝子の抑制

Flowering retardation by high temperature in chrysanthemums: involvement of FLOWERING LOCUS T-like 3 gene repression
著者 (4件):
資料名:
巻: 64  号:ページ: 909-920  発行年: 2013年02月 
JST資料番号: C0579A  ISSN: 0022-0957  CODEN: JEBOA6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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キク(Chrysanthemum morifolium)は短日植物であるが,開花は夏の高温のような日長以外の環境要因にも影響を受ける。C.morifoliumとC.seticuspe(野生キク,二倍体)はともに開花関連遺伝子の発現が高温で遅れ,開花遅延が見られる。短日で花芽を誘導するFLOWERING LOCUS T-like3(FTL3)遺伝子をキクで同定した。C.seticuspeにおける高温誘導開花遅延は,葉におけるFTL3の発現低下を伴った。2種の栽培品種においても,高温でFTL3の発現抑制が誘導されたが,抑制度合いは高温感受性品種が高温耐性品種より大きかった。高温感受性品種の挿し穂を高温耐性品種に接木すると開花は高温感受性になり,逆の接木の場合には逆になった。高温における葉からシュートへのFTL3の情報伝達抑制がキクの開花の遅延をもたらすと思われる。
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分類 (3件):
分類
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植物に対する影響  ,  遺伝子発現  ,  発生,成長,分化 
タイトルに関連する用語 (4件):
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