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J-GLOBAL ID:201302283902360634   整理番号:13A1856085

細胞治療の起源として骨髄,脂肪組織および臍帯血のヒト間葉系幹細胞の比較分析

Comparative Analysis of Human Mesenchymal Stem Cells from Bone Marrow, Adipose Tissue, and Umbilical Cord Blood as Sources of Cell Therapy
著者 (11件):
資料名:
巻: 14  号:ページ: 17986-18001 (WEB ONLY)  発行年: 2013年09月 
JST資料番号: U7038A  ISSN: 1422-0067  CODEN: IJMCFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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各種の起源に由来する間葉系幹細胞(MSCs)は,不治の病での細胞治療に対し考慮されている。異なる起源のMSCsの性質を検討するため,表面抗原発現,分化能,増殖能,クローン性,老化耐性およびパラクリン活性に対し,ヒト骨髄(BM),脂肪組織(AT)および臍帯血由来MSCs(UCB-MSCs)を比較した。異なる組織のMSCsは,同様のレベルの表面抗原発現,免疫抑制活性および分化能を示したが,UCB-MSCsは,最大の細胞増殖速度とクローン性および老化の良く知られたマーカー,p53,p21とp16の有意に低い発現を示した。パラクリン作用は,MSCsの主な作用であるため,リポ多糖類(LPS)誘導炎症下,各々のMSCの抗炎症活性を検討した。UCB-MSCsとLPS処理ラット肺胞マクロファージとの共培養は,アンジオポイエチン-1(Ang-1)を介し,インターロイキン-1α(IL-1α),IL-6とIL-8を含む,炎症性サイトカインの発現を低下した。組み換えAng-1を可能性のある可溶性パラクリン因子として,またはその小干渉RNA(siRNA)を用い,Ang-1分泌が,一部は炎症の防止により,この良好な効果に関わることを見出した。結果は,原始的なUCB-MSCsが,成人起源と比較し,生物学的な利点があり,UCB-MSCsを細胞治療に対する臨床応用に対する有用なモデルにすることを示す。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
細胞生理一般  ,  治療学一般 

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