抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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自然災害による犠牲者軽減には,犠牲者の発生状況についての客観的な分析が欠かせないが,この様な基礎調査が十分でない豪雨災害に関して報道記事等を基に分析を行った。最近8年間の発生事例に関し,特に犠牲者が発生した場所の自然,社会条件の特徴に注目して集計した結果を中心に報告した。豪雨災害による被害は,発生し易い場所(素因のある場所)で集中的に発生しており,屋外及び高齢者の遭難の比率が高かった。地形分類図は,ほぼ全国的に整備されており,このような情報を,災害時の避難勧告等の判断や,平時の防災計画に活用していく事が期待される。