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J-GLOBAL ID：201302284210414390   整理番号：13A0623804

同位体の化学 同位体の分離濃縮法

著者 (1件)： 大井隆夫 (上智大 理工)
資料名： 化学と教育  (Chemistry & Education)
巻： 61  号： 3  ページ： 126-129  発行年： 2013年03月20日 
JST資料番号： G0942A  ISSN： 0386-2151  CODEN： KAKYEY  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 代表的な同位体分離・濃縮法について,原理や適用例などを示し,同位体分離の最近のトピックスを紹介した。非可逆過程を利用する分離濃縮法(電磁分離法,レーザー同位体分離法)と可逆過程を利用する分離濃縮法(遠心分離法,蒸留法,化学交換(Nitrox法による¹⁵Nの濃縮,二重温度交換法))について述べた。最近の同位体分離濃縮に関する研究では,リチウムイオン二次電池の電極反応を利用するリチウム同位体分離及びクラウンエーテルを用いるカルシウム同位体分離について説明した。

シソーラス用語： 同位体 ,  *同位体分離 ,  *同位体濃縮 ,  原理 ,  不可逆過程 ,  レーザ同位体分離 ,  可逆変化 ,  遠心分離 ,  蒸留 ,  交換反応 ,  硝酸 ,  *一酸化窒素 ,  窒素15 ,  リチウムイオン電池 ,  リチウム同位体 ,  電気化学反応 ,  クラウンエーテル ,  カルシウム48 ,  仮説粒子
準シソーラス用語： 非可逆過程 ,  電磁分離法 ,  化学交換法 ,  二重温度交換分離法 ,  リチウムイオン二次電池 ,  リチウム6 ,  リチウム7 ,  電極反応 ,  Majorana粒子

分類 (1件)： 同位体分離  (CB10030R)

物質索引 (1件)： ベンゾ-18-クラウン-6

引用文献 (8件)：

• 内藤奎爾. 原子炉化学. 1978, 上
• 岡田勲. 同位体分離. 同位体の化学. 1979
• ISHIDA, T. Enrichment of isotopes. Isotope effects in chemistry and biology. 2006
• 妹尾学編. 分離科学ハンドブック. 1993
• YANASE, S. Z. Naturforsch. 2003, 58a, 306

タイトルに関連する用語 (3件)： 同位体 ,  化学 ,  分離濃縮