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J-GLOBAL ID:201302284609635030   整理番号:13A1233227

Neocallimastix patriciarum J11由来の熱安定性かつpH安定性セロビオヒドロラーゼのクローニング及び特性化

Cloning and characterization of a thermostable and pH-stable cellobiohydrolase from Neocallimastix patriciarum J11
著者 (4件):
資料名:
巻: 90  号:ページ: 153-159  発行年: 2013年08月 
JST資料番号: W0282A  ISSN: 1046-5928  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Neocallimastix patriciarum J11のcDNAライブラリーから分離し,celAと命名した1888bpのcDNAをクローニングした。celAは510アミノ酸のJ11 CelAをコードする1530bpのオープンリーディングフレームを持つ。J11 CelAの一次構造分析により,N末端の完全なセルロース結合ドメインにAsn,Ala,Gly,Gln及びProリッチなリンカーが続き,C末端のグリコシルヒドロラーゼファミリー6触媒ドメインで終了することが分かった。成熟J11 CelAを大腸菌で過剰発現させ,均質になるまで精製した。この酵素はオオムギβ-グルカン及びリケナンに対し高比活性,カルボキシメチルセルロース(CMC),アビセル及びリン酸膨潤アビセル(PSA)に対し低比活性であった。アビセル加水分解物がセロビオースであったことは,J11 CelAは典型的なセロビオヒドロラーゼであることを示した。組換えJ11 CelAは6.0に最適pHを持ち,pH(5.2-11.3)の広範囲に渡って安定であった。酵素は最適温度が50°Cで,70°C,1hの処理に対して最大活性のほぼ50%を維持した。1mMのコバルト及びFe3+は酵素活性を大きく活性化した。結晶セルロース分解活性を持つ熱安定性でpH安定性な酵素であることから,J11 CelAはバイオエタノール工業に対し潜在的候補である。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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分子遺伝学一般  ,  蛋白質・ペプチド一般  ,  微生物の生化学 

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