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J-GLOBAL ID：201302284630141918   整理番号：13A0012075

低次元化された色域のためのカラー画像の色変換技術 - モノクロ表示・印刷及び2 色覚のための色変換 -

Color Transformation Techniques for Gamuts of Lower Dimension - Color Transformation for Monochrome Display/Print and Dichromacy -

著者 (2件)： 末竹規哲 (山口大学大学院理工学研究科) ,  田中豪 (名古屋市立大学大学院システム自然科学研究科)
資料名： Fundamentals Review (Web)  (Fundamentals Review (Web))
巻： 6  号： 2  ページ： 102-113 (J-STAGE)  発行年： 2012年 
JST資料番号： U0221A  ISSN： 1882-0875  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ディジタルカメラやディスプレイ,カラープリンタ等の発達・普及に伴い,カラー画像を扱うことが身近になった.テレビやインターネットの世界でも様々な色によって情報が表現されている.このように,色は現代における情報伝達手段の一翼を担っている.一般に,色は三次元色空間上に広がる色域を持つ.しかし,特定の場面では,低次元化された色域で色を表現する必要が生じる.例えば,カラー画像をモノクロ印刷する場合には,一次元の色域上で色を表現しなければならない.2色覚などの色覚特性を持つ人を対象とした場合も,有効な色域は低次元化される.本稿では,低次元化された色域において,画像の視認性の改善に優れた色変換技術について解説する.特に,カラー画像のモノクロ変換に焦点を当てて詳しく述べる.更に,2色覚者のための色変換技術に関しても簡単に解説する.(著者抄録)

シソーラス用語： *画像処理 ,  *カラー画像 ,  画像分析 ,  *白黒写真 ,  *印刷 ,  色覚 ,  色空間 ,  可視度 ,  グレースケール ,  性能評価 ,  最適化問題
準シソーラス用語： カラー画像処理 ,  モノクロ画像 ,  視認性 ,  色域 ,  色変換処理

分類 (1件)： 図形・画像処理一般  (JE04010I)

引用文献 (43件)：

• (1) 新編画像解析ハンドブック,高木幹雄,下田陽久(監修),東京大学出版会,東京,2004.
• (2) 新編色彩科学ハンドブック第3 版,日本色彩学会(編),東京大学出版会,東京,2011.
• (3) 岡部正隆,伊藤 啓,“色覚の多様性と色覚バリアフリーなプレゼンテーション第1 回,色覚の原理と色盲のメカニズム,” 細胞工学,vol.21, no.7, pp.733–745, July 2002.
• (4) 岡部正隆,伊藤 啓,“色覚の多様性と色覚バリアフリーなプレゼンテーション第2 回,色覚が変化すると,どのように色が見えるのか?,” 細胞工学,vol.21, no.8, pp.909–930, Aug. 2002.
• (5) G.W. Mayer and D.P. Greenberg, “Color-defective vision and computer graphics displays,” IEEE Comput. Graph. Appl., vol.8, no.5, pp.28–40, Sept. 1988.

タイトルに関連する用語 (6件)： 低次元化 ,  色域 ,  カラー画像 ,  色変換 ,  モノクロ ,  色覚