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J-GLOBAL ID:201302284887417965   整理番号:13A0287424

光酸化ストレスに対するシロイヌナズナの光防護および全植物順化に関する改変α-およびβ-ブランチカロテノイド生合成の影響

Effects of altered α- and β-branch carotenoid biosynthesis on photoprotection and whole-plant acclimation of Arabidopsis to photo-oxidative stress
著者 (12件):
資料名:
巻: 36  号:ページ: 438-453  発行年: 2013年02月 
JST資料番号: W0792A  ISSN: 0140-7791  CODEN: PLCEDV  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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光酸化ストレスに対する全植物順化におけるα-およびβ-ブランチカロテノイドの機能をシロイヌナズナ(Arabidopsis thaliana)野生型(wt),および,カロチノイドミュータント(ルテイン欠乏(lut2,lut5),非光化学物質クエンチング1(npq1),および,ゼアキサンチン-less1(szl1)npq1のダブルミュータントのサプレッサー)について検討した。植物を陽斑(サンフレックス:sunflecks)に曝すことによって光酸化ストレスを与えた。サンフレックスはすべての植物の葉緑素含有量の低下をもたらしたが,高α-とβ-ブランチカロテノイド組成(α/β比)(LUT5,szl1npq1)を持つ植物でより深刻であった。これはβ-ブランチカロチノイドだけを蓄積するwtまたはlut2ではカロテノイド組成を変えないが,キサントフィルレベルの増加は高α/β-比率(lut5,szl1npq1)の変異体あるいはキサントフィル-サイクルオペレーション(npq1,szl1npq1)の無い変異体で認められた。これらの変化は,無変化(npq1,szl1npq1),あるいは,NPQのキャパシティ(wt,lut5)の増加とと同時に見られた。面積当たりの葉量はlut2で増加したが,wtとlut5では減少し,NPQの増加が見られた。サンフレックスは重量とノーマルなα/β比を有するwtおよび npq1で根の成長を減速させたが,高α/β比のlut5およびszl1npq1LUT5では側根の形成を抑制した。光酸化ストレス下で,α-およびβ-ブランチカロチノイド経路の適切な調節が葉の光防護だけでなく,植物順化のために重要であると考えられた。
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
植物生理学一般  ,  カロチノイド,その他のテルペノイド  ,  植物に対する影響 

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