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J-GLOBAL ID:201302284919983615   整理番号:13A0252963

Verticillium dahliaeにより放出されたヌクレアーゼは非宿主抵抗性のためのシグナル伝達物質である

Nuclease released by Verticillium dahliae is a signal for non-host resistance
著者 (4件):
資料名:
巻: 201-202  ページ: 98-107  発行年: 2013年03月 
JST資料番号: C0945B  ISSN: 0168-9452  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アイルランド (IRL)  言語: 英語 (EN)
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インゲンマメ根腐病菌Fusarium solani f. sp. phaseoli (Fsph)から放出されたDNアーゼはエンドウマメにおける全体病原抵抗性の活性化のシグナルを伝達し,病原性関連(PR)遺伝子を活性化することが既に示された。非宿主抵抗性を研究するためのエンドウマメの内果皮を用いた現今の研究のデータは,ジャガイモにも病原性を持つVerticillium dahliae(Vd)により放出されたDNアーゼがエンドウマメにおいて非宿主抵抗性誘導蓋然性を有することを指摘した。DNアーゼを放出するVdの他の株は他の植物種に病原性である。DNアーゼの触媒活性は他の病原性真菌の代表的属からもまた放出された。精製VdDNアーゼはエンドウマメ内果皮組織においてピサチンおよびエンドウマメDRR49遺伝子(PR-10遺伝子)を誘導した。VdDNアーゼはVdのin vitro成育を低減したが,F.solani f.sp.pisi(Fspi)およびジャガイモ病原菌のColletotrichumの生育を完全に阻害した。内果皮組織に投与されたVdDNアーゼ(2単位)はFsphへの抵抗性を打破し,またFspiに対する抵抗性を増加した。VdDNアーゼ酵素および無傷のVD胞子の両者により発生されたエンドウマメDNAの損傷は,宿主DNAの変化が非宿主抵抗性応答(自然免疫)の成分であることを指摘した。これらのデータは,すでに報告された真菌DNアーゼの誘導可能性を支持し,さらに真菌DNアーゼを非宿主抵抗性応答を活性化するシグナル伝達物質として意味付ける。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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菌類による植物病害  ,  細胞生理一般  ,  酵素生理 
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