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J-GLOBAL ID:201302284958325838   整理番号:13A1298214

ランダムコントロール試験のメタ解析をした体系的総説において,経口分岐鎖アミノ酸投与は肝性脳症の症状に良い影響を示す

Oral Branched-Chain Amino Acids Have a Beneficial Effect on Manifestations of Hepatic Encephalopathy in a Systematic Review with Meta-Analyses of Randomized Controlled Trials
著者 (9件):
資料名:
巻: 143  号:ページ: 1263-1268  発行年: 2013年08月 
JST資料番号: E0050A  ISSN: 0022-3166  CODEN: JONUA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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肝性脳症(HE)は重い肝臓病で,重大ながら回復可能な症状である。分岐鎖アミノ酸(BCAA)を含むサプリメントはHE患者の脳,代謝および栄養に良い影響を示す。今回肝硬変および再発HEの重症または軽症患者にBCAAを含むサプリメントまたはプラセボを経口投与した試験をMEDLINE,EMBASE,Science Citarionで検索し,効果について体系的総説を行った。8試験(患者382人)について定量的解析を実施し,4試験の個人データ(患者255人)について再解析した。平均BCAA投与量は0.25g/kg体重で,BCAAを含むサプリメント投与群は患者172人中87人でHE症状の改善が見られた(対照は患者210人中56人で改善)。BCAAの効果は重症HE患者[危険比=3.26(95%CI:1.47,7.22)]と軽症HE患者[危険比=1.32(95%CI:0.97,1.79)]で異なった。死亡率や栄養状態指標などはBCAAサプリメントと対照で差はなかった。
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
神経系疾患の薬物療法  ,  蛋白質・ペプチド・アミノ酸の代謝と栄養 

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