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J-GLOBAL ID：201302285059978259   整理番号：13A0070942

結合剤の使用によりカーボンファイバへカーボンナノチューブをグラフトする新しい方法

A Novel Method to Graft Carbon Nanotube onto Carbon Fiber by the Use of a Binder

著者 (6件)： RONG Huaiping (Donghua Univ., Shanghai, CHN) ,  RONG Huaiping (Georgia Inst. of Technol., Georgia) ,  HAN Keqing (Donghua Univ., Shanghai, CHN) ,  LI Shuang (Donghua Univ., Shanghai, CHN) ,  TIAN Yingcai (Donghua Univ., Shanghai, CHN) ,  MUHUOYU (Georgia Inst. of Technol., Georgia)
資料名： Journal of Applied Polymer Science  (Journal of Applied Polymer Science)
巻： 127  号： 3  ページ： 2033-2037  発行年： 2013年02月05日 
JST資料番号： C0467A  ISSN： 0021-8995  CODEN： JAPNAB  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： カーボンファイバ表面の欠陥を改善するため,結合剤として作用するPVAを用いてポリアクリロニトリルに基づく高強度カーボンファイバ表面上に多層カーボンナノチューブ(MWNT)をグラフトする新しい方法を開発した。化学処理により官能化したMWNTをPVA溶液中に良く分散させ,カーボンファイバをこの溶液中で浸漬被覆した。被覆したカーボンファイバの窒素雰囲気中での熱処理後,カルボニル基をもつMWNTを化学的相互作用により官能化カーボンファイバ上へグラフトした。FESEM像はMWNTがカーボンファイバ表面上へ均一にグラフトしていることを示した。MWNTをグラフトしたカーボンファイバの引張強さは類似の熱処理をしたカーボンファイバと比較して平均で12%,最大21%まで増加した。これはカーボンファイバの欠陥を改善し応力集中を低減したことに起因している。

シソーラス用語： *炭素繊維 ,  *多層カーボンナノチューブ ,  *改変 ,  官能化 ,  ポリビニルアルコール ,  被覆 ,  熱処理 ,  走査電子顕微鏡 ,  引張強さ ,  赤外吸収スペクトル ,  X線光電子分光法 ,  Ramanスペクトル ,  電子顕微鏡観察 ,  *グラフト化【化学修飾】
準シソーラス用語： FE-SEM ,  カーボンファイバ ,  *グラフト化 ,  ディップコーティング法

分類 (1件)： 繊維改質  (YM02050Z)

タイトルに関連する用語 (4件)： 結合剤 ,  カーボンファイバ ,  カーボンナノチューブ ,  グラフト