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J-GLOBAL ID:201302285101348392   整理番号:13A1813176

理論的機構論研究に基づく二塩化モリブドセンの加水分解の化学に関する洞察

Insights into the hydrolytic chemistry of molybdocene dichloride based on a theoretical mechanistic study
著者 (3件):
資料名:
巻: 132  号: 12  ページ: 1-11  発行年: 2013年12月 
JST資料番号: C0299A  ISSN: 1432-881X  CODEN: TCACFW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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Cp2MoCl2の水溶液の化学を導体様分極連続体溶媒和モデルと組み合わせた密度汎関数法を用いて研究した。Cp2MoCl2の加水分解は段階的なプロセスで起こり,実験的に確認されているように,2番目のCl-脱離は最初のCl-脱離より高いエネルギーを要することがわかった。興味深いことに,[Cp2Mo(H2O)Cl]+からのCl-脱離は直接または脱プロトン化後のどちらでも起こり得る。両反応機構はpHの効果を考慮せずに計算した場合競合的に起こるが,生理的pHを考慮すると後者が優勢となる。本研究では[Cp2Mo(OH)(H2O)]+が活性種であることを確証し,[Cp2Mo(OH)]+がなぜCp2MoCl2(aq)により促進される反応の反応型であるのかを示す。[Cp2Mo(OH)(H2O)]+の二量化は,水溶液中で比較的低いGibbsエネルギー障壁11.8kcal mol-1を経由して起こり,不活性な二量体[Cp2Mo(μ-OH)2MoCp2]2+は2つの分離した単量体よりも明らかに安定となる。これにより,Cp2MoCl2(aq)により促進される反応の速度が低下する理由が説明できる。さらに,本研究では,最近Cp2MoCl2(aq)の加水分解で実験的に得られたpKaのアサイン値2.2±0.2について再解釈を行い,この化学反応で提示された平衡スキームの改定を提案する。本研究はこの種のプロセスに関するより完全な洞察を提供するものであり,有機変換のためのより効率的な触媒の設計,特に生体活性の増加/強化を目的とした新規機能化モリブドセンの設計に役立てることができる。Copyright 2013 Springer-Verlag Berlin Heidelberg Translated from English into Japanese by JST.
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その他の触媒  ,  第6族,第7族元素の錯体 
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