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J-GLOBAL ID:201302285142754206   整理番号:13A1305360

熱帯ウコギ科植物であるPolyscias australianaの葉由来の珍しいシアノーゲンであるプロテアシンおよびデュリン

The rare cyanogen proteacin, and dhurrin, from foliage of Polyscias australiana, a tropical Araliaceae
著者 (3件):
資料名:
巻: 93  ページ: 210-215  発行年: 2013年09月 
JST資料番号: D0116B  ISSN: 0031-9422  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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チロシン由来シアン形成性ジグルコシドであるプロテアシンおよび関連するモノグリコシドであるデュリンを,熱帯樹木種Polyscias australianaの葉においてシアノーゲンとして同定した。それらは約9:1の比で存在した。これまでにシアン形成性配糖体はウコギ科あるいはセリ目で特性化されていない。シアン形成性配糖体の濃度は植物の部分間,あるいは葉の年齢により著しく異なった。最高濃度は若い出現しつつある葉で平均2217.1μg CN/g乾燥重量,葉柄(葉軸)で1487.1μg CN/g乾燥重量,そして花芽で265.8μg CN/g乾燥重量であった。出現しつつある葉および葉柄における2~10%の窒素がシアン形成性配糖体として存在した。花芽を除き,全ての組織はこれらのシアン形成性配糖体の分解の初段階を触媒する特異的なシアン形成性β-グルコシダーゼを欠くらしい。アーモンド由来の外来非特異的β-グルコシダーゼであるエムルシンを添加するだけで,高濃度のシアン形成性配糖体が検出された。それは外来酵素非存在下の低いあるいは無視できるシアン形成性配糖体濃度の20倍であった。若い組織の高濃度のシアノーゲンは保護を付与するだけでなく,葉の拡大の間の窒素源ともなるかもしれない。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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植物の生化学  ,  植物起原の毒性 

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