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J-GLOBAL ID：201302285158464739   整理番号：13A0038927

ポストGWAS(ゲノムワイド関連研究)研究におけるマウスモデルの有用性

The Utility of Mouse Models in Post-GWAS Research

著者 (2件)： LEWIS Annabelle (Univ. Oxford, Oxford, GBR) ,  TOMLINSON Ian (Univ. Oxford, Oxford, GBR)
資料名： Science  (Science)
巻： 338  号： 6112  ページ： 1301-1302  発行年： 2012年12月07日 
JST資料番号： E0078A  ISSN： 0036-8075  CODEN： SCIEA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ヒトGWASによって同定された発がんリスク関連SNPについて,その機能解析にマウスモデルを利用したSurら(Science 338,1360)の研究を紹介した。Surらは非翻訳rs6983267 SNPを対象とし,rs6983267周辺領域(MYC-335)を欠失したマウスの腸がん形成を調べた。その結果,MYC-335の欠失によって,腸がんの数が著しく減少することを見いだした。筆者らは,MYCの周辺領域が癌による死亡に大きく関与し,MYC-335が癌予防の標的部位になりうると推察している。しかしながら,MYC自体の関与が明確でないなど,rs6983267については解決すべき課題が残されている。ポストGWAS研究の観点から,Surらの研究について解説した。

シソーラス用語： ノックアウトマウス ,  遺伝学実験技術 ,  解析 ,  *一塩基多型 ,  遺伝子欠損 ,  腸腫瘍 ,  癌タンパク質 ,  ゲノムワイド関連解析
準シソーラス用語： Myc ,  抗腫瘍形成

分類 (2件)： 遺伝的変異  (EC01030Y) ,  腫ようの化学・生化学・病理学  (GE02030N)

タイトルに関連する用語 (5件)： GWAS ,  ゲノム ,  研究 ,  マウスモデル ,  有用性