抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
三次元復元は,2次元の特徴点情報をもとに対象物の動きをPC内部で三次元に復元する技術である。本研究では,カメラに写った復元対象から初期の特徴点を設定すると,即時に復元結果を三次元表示できるシステムの開発を行う。開発システムは特徴点の自動追跡と三次元復元を行う「特徴点ソフトウェア」と三次元復元データを汎用的に表示する「表示ソフトウェア」で構成される。光学式三次元復元では,特徴点の取得,三次元復元,可視化の過程を独立して行っており,それに伴い多くの時間を費やし,汎用性の面での問題があった。本研究では,三次元復元の過程を1つのシステムとし構成することを提案し,三次元座標を即時に可視化する遠隔表示システムの開発を行った。特徴点ソフトと表示ソフトの連携により,初期座標と接続情報の設定のみで,様々な形状の対象物において,三次元復元が容易に可能となった。システムの実証実験として,2つの対象物に対して復元処理を行った。特徴点抽出から可視化にかかる時間は,提案通り大幅に短縮され,対象となる画像を入力後,即時にワイヤーフレームアニメーションによって可視化することができた。