抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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登録栄養士(RDs)の研究関与は栄養学実務の進展及び高品質で費用効率の高い健康管理促進において重要である。研究関与の度合いを測定する標準法はない。本研究では研究関与の標準法を開発し,RDsにおける有効性と信頼性を調べた。研究関与アンケート(RIQ)を開発して内容妥当性を検討した結果,内容妥当性指数は0.92であった。RDsへの郵送調査を2回に分けて行った。出版物や研究補助金に基づきRDsを意図的に選び,著者により4段階の研究関与の1つに割り当てた:エビデンスに基づく実務,研究への協力,研究主導,研究指導者。192人に郵送したうち111人(58%)が1回目のRIQに回答し,そのうち82人(74%)が2回目にも回答した。総スコアと各レベルでのスコアは研究関与度の高いRDsで高かった(P<0.001)。RIQにより高い研究関与度とされたRDsは高い資質を持っていた;長期に資格を持ち;研究発表数が多かった(P<0.001)。クローンバック係数(α=.98)で測定した内部整合性が優れていた。RIQと意図的選択により割り付けた研究関与度は76%の割合で一致し,見込み以上の一致を示した(κ=0.67; P<0.001)。2回の調査時にRIQで割りつけられた研究関与度は86%の割合で一致し,見込み以上のほぼ完全な一致を示した(κ=0.81; P<0.001)。RDsの研究関与を測定するための有効かつ信頼性の高いアンケートが開発できた。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.