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J-GLOBAL ID：201302285219360982   整理番号：13A1424373

Dyフリー希土類磁石を用いたIPMSMのトルク特性と耐減磁性能を両立するロータ構造の検討

Study of Rotor Structure of IPMSM with Dy-Free Rare-Earth Magnet for Satisfying both of Torque Characteristics and Demagnetization Tolerance

著者 (4件)： 今村圭伍 (大阪府大) ,  真田雅之 (大阪府大) ,  森本茂雄 (大阪府大) ,  井上征則 (大阪府大)
資料名： 電気学会回転機研究会資料  (電気学会研究会資料)
巻： RM-13  号： 51-63  ページ： 49-54  発行年： 2013年08月08日 
JST資料番号： Z0923A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： Dyフリー希土類磁石を用いた横埋め込み型とV字型の分布巻埋込磁石同期モータ(IPMSM)において,トルク低下を生じさせることなく不可逆減少磁を改善するフラックスバリア形状と磁石厚さの検討を行った。横埋め込み型IPMSMについては,磁石厚さを増加させ,フラックスバリアの幅を磁石の幅と同じにしての先端および中央を尖らせることでトルクを増大させることができた。同様に,分布巻IPMSMにおいても,磁石厚さを増加させてフラックスバリアの先端および中央を尖らせることによってトルクを低下させずに不可逆減少磁を改善できた。横埋め込み型とV字型の分布巻IPMSMの両方で, Dyを含む希土類磁石を用いたIPMSMと同様のトルクが確保できた。

シソーラス用語： ジスプロシウム ,  永久磁石 ,  *同期電動機 ,  動特性 ,  消磁 ,  *回転子 ,  障害物 ,  厚み
準シソーラス用語： *IPMSM ,  *トルク特性 ,  フラックスバリア ,  *希土類磁石 ,  磁石厚さ ,  *耐減磁

分類 (2件)： その他の機械要素  (QB01120F) ,  電動機  (NB07030U)

引用文献 (9件)：

• (1) 今村圭伍,真田雅之,森本茂雄,井上征則:「Dyフリー希土類磁石を用いたIPMSMのロータ構造による特性の改善」,平成25年電気学会全国大会講演論文集第5分冊,pp.26-27,(2013)
• (2) K. Murata, M. Sanada, S. Morimoto and Y. Takeda, "Torque Performance and Magnet Arrangement for IPMSM Considermg Demagnetizing Ability", Proc. of ICEMS2006, DS1F1-10, pp.1-4(CD-ROM) (2006).
• (3) Ki.-Chan. Kim, K. Kim and H.J. Kim, "Demagnetization Analysis of Permanent Magnets According to Rotor Types of Intenor Permanent Magnet Synchronous Motor" IEEE Trans. Mag. , Vol. 45, no. 6, pp. 2799-2802, (2009).
• (4) Abdul Rehman Tariq, Carlos E. Nino-Baron and Elias G. Strangas, "Overload Considerations for Design and Operation of IPMSMs" IEEE Trans. Ener. Cony. , Vol. 25, no. 4, pp. 921-930, (2010).
• (5) 後藤誘紀郎,小阪卓,松井信行:「フラックスバリア形状設計による局部減磁の低減」,平成19年電気学会全国大会講演論文集第5分冊,p.154,(2007)

タイトルに関連する用語 (6件)： Dy ,  希土類磁石 ,  IPMSM ,  トルク特性 ,  減磁 ,  ロータ