抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本研究は,土壌有機物(OM)検知のための安価な実用光学的センサを開発すべく実施した。カンザス州とイリノイ州からの86個の土壌サンプルにつきその拡散反射を分光計により研究室で測定した。部分的最小二乗法(PLS)における段階的多重直線回帰(SMLR)およびB-matrixを使って土壌OM測定のための主要波長を決定した。光学センサには660および940nmの波長(SMLRとPLS両方によって識別)を利用した。二重波長をもった開発光学センサは,研究室において乾燥/湿り土壌を使って構成した。反射とOMの間の関係は決定係数(R
2)0.91を示した。土壌とセンサ窓の間のギャップは土壌有機物推定のための能力を低減するので,センサ窓は土壌に密着せねばならない。圃場試験では,OM推定について2またはそれ以上のRPD(”標準偏差/根平均二乗誤差”に対する予測比)をもって全ての圃場で良好な結果が得られた。NIRスペクトル分光計ShankUnitとの比較において,光学センサはOMマッピングパターン(決定係数0.86)につき同様の結果を示した。二つのMAP間の一致基準は全体精度0.56(kappa係数0.34)だった。もっと広い地域での種々の土壌タイプにつきセンサでの土壌有機物推定を評価するためには更なる圃場テストの導入が必要である。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.